PT2によるTV録画視聴環境#3

続きです。

前回は録画したPC(Windows)で動画を視聴した方法をいくつかお話しました。

実は自宅でのPC作業はMacを中心にしています。 Windows機は基本的にTV録画用としての位置づけです。

Macからの視聴については特筆することはありません。 Windows側でディスクやフォルダの共有設定を行うだけで、Macからの動画ファイルのアクセスに困ることはありません。

Windows側は 右クリック > プロパティ > 共有 > 共有開始 ですね。
Mac側は 移動 > サーバーへ接続... で、サーバーアドレスに

smb://<PC名もしくはIPアドレス>

を入力し接続すれば、共有先一覧が表示されるので選ぶだけです。 共有設定によってはパスワード入力を求められる場合もありますが、Keychainに保存しておけば、以降はあまり気にする必要はありません。

動画ファイルさえ見えてしまえば、後は再生ソフトだけです。 しかし残念ながらMacではそれほど種類は多くありません。 私が中心に使用しているのは以下です。

昔はフリーだったのですが、いつの間にか AppStore で有料になっています。 フリーの旧バージョンは今でもここでダウンロードできます。 操作も快適でなかなかオススメです。

言わずと知れた超有名動画プレイヤ。一応ほとんどのフォーマットが再生でき、TSもほとんど問題ありません。

mplayer のフロントエンド。以前は AppStore にも並んでましたが、いつからかリジェクトされたようです。 こちらも多くのフォーマットが再生できるので良いのですが、TSファイルだとシークバーが機能しないのが残念なので、 TS用としてはほぼ使用していません。

実際は、MacWindowsはモニタを並べているので、どちらかで作業している際はもう一方のモニタで視聴するようにしていつでも見られるようにしていたりします。



PCでの視聴自体はこれらで良いのですが、これだとノートPCを除いてPCの前だけでの視聴となってしまいます。 私の場合、当時はDLNAに対応した機器を持っていなかったので、次のアプローチとしてiPadで見られると家中どこでも見ることができるので、そちらでの視聴を考えようとなりました。 まあ、当然ですね。

当時はTSファイルのままネットワーク越しに再生できるアプリがほとんどなかったので、これ一択でした。 TSファイルについてはエンコードしながらの再生なんですが、たいていのTSファイルは再生できますがTSファイルに問題がある場合などは再生できないこともあります。 有料ソフトですが、フリー版もありそちらで動作確認してから判断でき、持っていて損はないと思います。 これを使用するためには、動画を保存しているPC側でサーバーソフトを起動しておく必要がありますが、 そちらは、ここから無料でダウンロードできます。
実は、新しいバージョンのものがリリースされているのですが、未だに旧バージョンを使用してたりします。 MP4などエンコードの必要がないものはそのままストリーミングできるので、シーク操作が高速にできます。 エンコードを済ませておけるならしておいた方が便利です。

iPadで動画を視聴できるようにすることで、格段に利便性が上がりました。 先のAirVideoではインターネット越しの接続も出来るので、自宅のルーターの設定が必要になりますが外出先からもストリーミング再生出来たりします。 一度試しましたが、解像度は落ちますが案外スムーズに視聴することができました。 ただ、シークバーの操作はリアルタイムエンコード時は激しく操作性が下がります。 この場合は、通信料と自宅ののセキュリティには注意が必要です。

PT2によるTV録画視聴環境#4

PT2によるTV録画視聴環境#3

PT2によるTV録画視聴環境#2

PT2によるTV録画視聴環境